ポリアモリー（複数性愛）と、モノガミー（一夫一婦制）の「浮気」という視点からみた心の違い

2023 9/29

2023年9月29日 2023年9月29日

まず、「ポリアモリー」という言葉を知らないという人も多いのかと思います。
私も、最近知った言葉です。

詳しく説明している記事がありましたので参考まで。

ポリアモリー（複数性愛）

関係者全員の合意を得た上で、複数のパートナーと関係を結ぶ恋愛スタイル

愛する人のことが大切だから、相手に嘘はつかないで正直に話す
自身の考え方を押し付けることもしない
何度も話し合って合意してもらった上で、それぞれとの関係を続けていきたい

ポリアモリーは、自分の恋愛観に正直であるとともに、恋愛相手にも誠実であることを大切にしている
根本的な考えの中に、「人を傷つける、嘘をつく、騙す」という行為はなく、１人１人に対して誠実に愛し、ただ多くを愛することができるということでしょう。

人それぞれ価値観は違っていて良いので、自分の信じる愛を形にできるパートナーと巡り会うことが重要ではないかと思います。

モノガミー（一夫一婦制）

“一夫一妻性の婚姻”という考え方。単婚などと表現されることもある
日本では、このモノガミーというスタイルが一般的というか、割合が多いのではないかと思います。

浮気を心の割合で表す

性別は関係なく、浮気の相談は非常に多く、「心の状態がどの様に作用しているのか？」も、女性と男性では全く違う様です。

上記の様に、ポリアモリーの方の場合、お互いの合意の上で成り立っている関係性とは違い、「バレなければいい」などという考えのもとの行為である場合についてです。
私の経験上、これまでポリアモリーの方のご相談がなかったので、ここではモノガミーの方の場合を書きます。

まず、本命もしくは元々関係があったAさんとの交際または結婚生活の上で、新たなBさんという相手との関係性ができあがったとします。
モノガミーの方の場合、自分の愛（気持ち）が10だとすると、「Aさん２/Bさん8」というふうに10のうちの何%が〇〇となっている様に思います。

これは、「自分の10の愛を、別けている」ということ。
これが男性が浮気した場合だとすると、今まで10だったものが、2になったら女性なら誰でもおかしいと相手の変化にきずくはずです。

これが、誠実に愛するポリアモリーの場合、もしかしたら「Aさん10/Bさん10」という様に愛することができるということなのかもしれません。

浮気をする人の潜在意識

ではなぜ浮気という行為をするのか？
これは女性と男性で理由が違ってくるかもしれません。

ここで書くのは、割合が多い理由です。

まず女性の場合、寂しさを感じて浮気をするパターンが多い様に思います。
その奥には、「もっと自分を大事にして欲しい、もっと愛して欲しい」という欲求が感じられます。

男性の場合は、バレなきゃいいと思っている人が多いでしょう。
しかし心の奥を覗くと、「愛を恐れている」「愛を信用しない方が身のため」と感じることが多いです。

どちらも言えるのは、「無い」から他で求める。しかし、その「無い」を他人に求めることではなく、そもそも「自分自身に無い」ということに気づいていない。

これは育った環境や、家族関係に大きく影響していると感じています。

両親からもっと愛されたかった
両親が作った家族という関係性を信頼していない

この様な場合、「愛というものに信頼が持てない」「信じてはいけないもの」と、自己防衛が働いている人も多くいます。

ただ男女関係なくどちらも共通して言えることは、自己コントロールができない。
自我が勝つので、自分を満たす方を優先する。
人が傷つくことに罪悪感がうすい。

潜在意識では、「浮気をしたい」ではないことに気づいていない。
心の奥底に抱える、見ようとしていない部分に蓋を重ねたくて浮気という行為で自分自身を誤魔化している人が多いです。
そもそも本気で向き合っていないから（信じてはいけないものと思っている）、気持ちが散々しているんでしょう。
本人も何を望んでいるのかすらわからない状態も、少なくはありません。