海外旅行での不安の一つに、何かあった時にどうすれば良いのか?というところでは、ないでしょうか。
クレジットカードでの海外旅行の保険補償は、「自動付帯」と「利用付帯」がありそれぞれ補償が適用される付帯条件が異なります。
クレジットカード【自動付帯】
海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードは、カード会員であるだけで保険が適用されます。
別途申込みは必要なく、クレジットカードが使用できる状態であれば問題ありません。
保証内容
傷害死亡・後遺障害 | 傷害で亡くなった場合や、後遺症が残ってしまった場合に補償 |
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傷害治療・疾病治療 | 旅行先で病気やケガをして、医師の治療を受けた場合に補償 |
賠償責任 | 他人に危害を加えてしまった場合や、物損を起こしてしまった場合に補償 |
救援者費用 | 被保険者の捜索、救助のためにかかった費用 |
携行品損害 | 旅行中の持ち物の紛失・盗難・破損に補償 |
✔️ 疾病死亡・・・渡航先で病気により死亡した際に対象
✔️ 歯科治療費・・・歯科治療の際に補償
オススメのクレジットカード2選
今回紹介するクレジットカードは、年会費永年無料、初年度無料のクレジットカード2選です。
海外旅行中にケガや病気のトラブルが起こった時、「言葉が通じなくてどうしよう」という不安がありません。
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
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傷害治療費用 | 1事故につき最高200万円 |
疾病治療費用 | 1疾病につき最高270万円 |
賠償責任(免責なし) | 1事故につき最高2,000万円 |
救援者費用 | 1旅行につき最高100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 1旅行につき最高20万円 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 1事故につき最高200万円 |
疾病治療費用 | 1疾病につき最高200万円 |
賠償責任(免責なし) | 最高2,000万円 |
救援者費用 | 最高200万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 最高20万円 |
クレジットカード【利用付帯】
海外旅行保険が利用付帯のクレジットカードは、旅行に出かける時に飛行機やホテルの料金の支払いにクレジットカードを使用する必要があります。
航空機のチケット代やツアー代金、公共交通機関などを使用し、家と空港間の移動の旅費を、対象のクレジットカードで支払うと適用されます。
インドの旅で3度病院を使ったけどカードが「利用付帯」で、日本からの移動にカードを利用してなかったから残念。
保険を適用する時
✔️ 電話連絡が必要か事前に確認
✔️ 診断書や領収書は必ず必要
クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険は、基本現地で領収書や診断書を受け取り、その金額を帰国後に申請し返済という流れになります。
請求書や診断書がなければ海外旅行傷害保険を適用させられない可能性があります。
アシスタントサービスが、どの様な内容になっているかを確認しておくと、現地で言葉が通じなくても安心して旅行を楽しめます。
海外旅行傷害保険の上限額
海外旅行傷害保険は、カードごとに設定されている上限額があります。
✔️ 一般カード・・・上限が2,000万円程度に設定されるケースが多い
✔️ ゴールドカード/プラチナカード・・・上限が1億円まであるカードもある
補償内容が大きいがカードほど、年会費の負担が大きくなります。
自分が支払える金額をしっかり理解して申し込みましょう。
自動付帯の、補償が大きく負担が少ないカードを2〜3枚持っておくと安心。
海外旅行中の購入品も補償される
海外では盗難被害が多く紛失しやすいことから、携行品損害は重要なポイントです。
盗難や紛失以外にも、破損などの問題も対処してくれるので、購入した商品に問題が起きても保証を受けられます。
航空機が遅延した時の補償
海外旅行中に航空機が遅延するという問題はけっこう多いですが、予定時刻からだいぶ遅れるという状況になっても補償が受けられることがあります。
まとめ
✔️ それぞれのクレジットカードにおいて、海外旅行保険の補償内容と条件を事前に確認しておく!
✔️ もしもトラブルが起きた時の手順を聞いておく!
✔️ 付帯している保険の適用期間を確認する
海外旅行保険が適用される条件を理解しておかないと、筆者の様に利用できない可能性があります。
また、どの様な場合に適用対象外となるのかを知っておきましょう。
付帯している保険の適用期間は90日間という長期の旅行にも対応している場合が多いです。
もし、今お持ちのクレジットカードだけでは不安な場合は、他のクレジットカードを検討するか、海外旅行保険にお申し込みする方法もあります。
カードの補償は受けられなかったけど、【あいおいニッセイ同和損保の海外旅行保険】タイプAに加入していたから補償を受けられたよ。
旅行先の物価をある程度調べておくと、一つの参考になると思います。
筆者はインド旅で、3度現地の病院を使用しましたが、1回あたり約1,000円程でした。
日本に帰って、同じ内容で病院を使用したところ約15,000円かかりました。(保険適用外の為)
その他、ホテルから病院までの移動にリキシャを使っていた為、もちろんのこと領収証はなく、現地の相場価格でしか保証されないということがあったので、できれば領収証を発行してくれるか確認してタクシーなどを使用されることをお勧めします。
ちなみに、インドのリキシャ相場価格は1キロ30ルピーです。
相場価格は、現地の人が利用できる金額だと考えていた方がいいでしょう。基本観光客は、外人価格で案内されます。
ただ、地域によってはリキシャにメーターがついていたり(ちゃんと作動する場合)相場価格で利用できることがありました。
旅行先の物価なども事前に調べて、ご自分に合った内容で検討してみてください。
楽しい旅となります様に。
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